つま先立ちの恋
ふと、葵ちゃんが私の方を見て「ダメ!」てゆー顔をした。柏木さんは受付に預けておいてくれとか言ったんだろうな。予感的中、てとこ?
私とパペちゃんは肩を寄せ合い、葵ちゃんにエールを送る。
「『頑張って!」』
もちろん、音声ナシだけど。
葵ちゃんはグッと握り拳で気合を入れた。
「でも、それだときちんと冬彦さんに渡したって灯歌ちゃんには言えません。そこを何とか…柏木さんから冬彦さんに渡していただけませんか? お願いします。ご無理を申し上げて本当に申し訳ございませんが、そこを何とか…お願いします!」
葵ちゃんの必死の懇願。私とパペちゃんも思わず力が入る。祈るように指を絡ませていると、
「…本当ですかっ! ありがとうございます!!」
パッと葵ちゃんの顔が輝いた。
「はい、受付の前ですか。あ、でもセーラー服なので目立つとかえってご迷惑かと…近くのカフェで…はい、はい!」
葵ちゃんの声がどんどん高くなって、本来の可愛い声になっていく。
「ありがとうございます!」
満面笑みで電話を切ると、
「柏木さん、今から来てくれるって! ここの一階に入ってるスタバで待っててって!」
「きゃー! 葵ちゃん、お手柄っ!」
抱きしめちゃうっ!!
私とパペちゃんは肩を寄せ合い、葵ちゃんにエールを送る。
「『頑張って!」』
もちろん、音声ナシだけど。
葵ちゃんはグッと握り拳で気合を入れた。
「でも、それだときちんと冬彦さんに渡したって灯歌ちゃんには言えません。そこを何とか…柏木さんから冬彦さんに渡していただけませんか? お願いします。ご無理を申し上げて本当に申し訳ございませんが、そこを何とか…お願いします!」
葵ちゃんの必死の懇願。私とパペちゃんも思わず力が入る。祈るように指を絡ませていると、
「…本当ですかっ! ありがとうございます!!」
パッと葵ちゃんの顔が輝いた。
「はい、受付の前ですか。あ、でもセーラー服なので目立つとかえってご迷惑かと…近くのカフェで…はい、はい!」
葵ちゃんの声がどんどん高くなって、本来の可愛い声になっていく。
「ありがとうございます!」
満面笑みで電話を切ると、
「柏木さん、今から来てくれるって! ここの一階に入ってるスタバで待っててって!」
「きゃー! 葵ちゃん、お手柄っ!」
抱きしめちゃうっ!!