【短編集】僕達の夏
しかし、別にそれで課題の絵が描けるようになったわけでもなく。
私は今日も、シュンちゃんにプレッシャーをかけられながらキャンバスには向かわず、アイディアスケッチだけを重ねている。
「ロコちゃん全然描けないねぇ〜」
「う〜…ん」
そんな昼下がり。
要するにお昼休み。
最近の仲良しグループで持ち切りの話題。
「葵ちゃん、先輩にはメールできたの?」
「えぇ〜?全然だよぉ〜迷惑だったらどうしようとか考えてたら送れなくってぇ〜」
歩く青春とも形容出来そうな程「青春」と言う言葉が似合うクラスメート、早乙女 葵(サオトメ アオイ)の恋愛についての話。
恋に勉強にスポーツに精力的に取り組むアツイ女。
恋愛の話をする彼女はデレッデレデレッデレ…
ちょっとウザったいな。
恋愛って、私はあまり経験がない。
だって今時の男子ってひょろすぎて。
男子たるもの『北○の拳』くらい筋肉がなきゃやっぱ駄目でしょう。
中学の頃私が『北斗○拳』の模写ばかりして青春を過ごしたなんてのはもう過去の話。
私は今日も、シュンちゃんにプレッシャーをかけられながらキャンバスには向かわず、アイディアスケッチだけを重ねている。
「ロコちゃん全然描けないねぇ〜」
「う〜…ん」
そんな昼下がり。
要するにお昼休み。
最近の仲良しグループで持ち切りの話題。
「葵ちゃん、先輩にはメールできたの?」
「えぇ〜?全然だよぉ〜迷惑だったらどうしようとか考えてたら送れなくってぇ〜」
歩く青春とも形容出来そうな程「青春」と言う言葉が似合うクラスメート、早乙女 葵(サオトメ アオイ)の恋愛についての話。
恋に勉強にスポーツに精力的に取り組むアツイ女。
恋愛の話をする彼女はデレッデレデレッデレ…
ちょっとウザったいな。
恋愛って、私はあまり経験がない。
だって今時の男子ってひょろすぎて。
男子たるもの『北○の拳』くらい筋肉がなきゃやっぱ駄目でしょう。
中学の頃私が『北斗○拳』の模写ばかりして青春を過ごしたなんてのはもう過去の話。