『私も歩けばイケメンにあたる♪』

「準備するのは、
良かったんだけど、

どうやって
ひかりに内緒にするか、

ってのが、
問題でさ。

そしたら、

範君が、
テニスで時間稼いでくれる
って言うから、

私と心さんで、
買い物に行って、
会場の飾りつけして、

その間に、
清はケーキ焼いてたんだよ。

ひやひやしたけど、
ひかりが寝てくれて、
ちょうど良かった!」

栞は、
いつものように、
片目を瞑って、
私に笑いかけた。


食堂は、

“ひかり、
誕生日おめでとう!!”

と書かれた、
画用紙が貼られ、

あちこちに、風船や
カラーテープが吊るされている。


改めて、
感謝の気持ちが湧いてくる。








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