PRIDE<短編>


顔を上げたアタシの目の前には

加藤 正男…



彼と初めて逢ったあの日

アタシを指名した客。

会社で、加藤を見つけるたび

アタシは必死に避けてきた。




顔を伏せるアタシ。


「女泣かすなよ~」

と笑う加藤

「そんなんじゃないです」

と彼。



早く

早くどこかへ行って














「あれ?君、レイカちゃんじゃない?」

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