天使の涙(仮)

もしかしたら、今電車で向かってるかもしれない。
メールの返信がないのも、電話に出ないのもただ単に気付いていないだけかもしれない。

そんなことを思ってみても、気休めにもならなかった。

今彼に会えなかったら、もう二度と会えないような気がした。

だから、どうしも会いたかったんだ。

どうしても…。


駅に着くと、雨が降っていた。
それでも私は迷うことなく駆け出してた。

安心したくて。

彼の笑顔が見たくて。

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