スリーズ・キーノート
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俺の感情を無視して、キューは俺とレイを繋げた。流れで無理矢理に3人でいる羽目になり、俺はストレスが溜まって食欲が減った。
キューからしたら、友達があまりいない俺への好意のつもりなんだろう。逆効果過ぎて笑える。
だがレイは悪い顔をしなかった。むしろキューと関われる事になり喜んでいるようだ。この二股姉妹が。いい加減にしろ。

放課後早く帰ろうとする俺を待たせ、キュー、レイと3人で帰り、休みになればレイの家に呼ばれる。
断るのだが、キューは俺の襟首を引っ張ってでも連れて行こうとしやがって。引っ張られて行くなんて格好悪い姿を晒すぐらいなら自分の足で行った方がマシだ。
悪態つきながら3人の輪に収まる。

本当に嫌だった。

こいつ等は俺が生きるに当たって、絶対に関わらない人種達に違いない。関わっても、俺が不快になるだけ。


それを証明するように、事件が起きた。
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