「Gold〜心をください〜」




「…莉々愛!」




そういった聖二は



私を抱きしめていた。




「莉々愛!お前…お前もうちょっとで死ぬとこやったんやぞ!腹刺されて倒れて、これで目さまさんかったら…てどんだけ心配したか!喧嘩しない約束やったよな?…なのに…どうして…どうしてなん…?」




聖二は崩れそうなかすれた声でそう言った。





「…あ……う…ごめ…ごめん…せいじぃ…ごめん…。……私…何かためこんでて…喧嘩売られて…。なにがあったかお…覚えてなくて…。でも…多分…全部私が悪い…の…」




私は震えまくって


うまく話すことすら出来なかった。



お腹がズキズキと痛んでいる。




「ちゃう…莉々愛は悪くない…!
そういうこと言いたいちゃうのに…莉々愛をせめてるんじゃない…だって…俺と初めて会った時よりもずっといい子になったやん…。な?」



聖二は私の頬に手をあてて



じっと見つめてきた。
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