感方恋薬-かんぽうこいやく-
いや、夢何だから、上げる事は出来ないかも知れないが、夢は見なく成るだろう。


あたしは、自分で自分の事を嫌な奴だと思った。


だって、都合が悪い事は全部他人に押し付けようとしているからだ。


でも、害は無い、きっと無い、根拠は無いけど無いったら無い…筈だ。


とにかく、あたしは明日の為に眠った。


全てチャラにする為に、明るい希望に溢れた明日の為に。


眼をつぶってじっとしてれば良い。


楽な物じゃないか。


これで幸せが手に入るのなら、あたしは一生寝てても良いと思うぞ。


本気だ。


あたしは神にでも仏にでも祈る。
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