感方恋薬-かんぽうこいやく-

第2節

そんなに紀美代の言葉があたしの中で、トラウマになってるのか?どう考えても理不尽な夢にあたしは納得行かなかった。しかし、見てしまった物は仕方ない。


あたしは取り合えずベッドから降りると、制服から私服に着替えた。


         ★


あたしは次の日、学校での生活を少し怯えながら過ごすハメに成った。


幸は又しても薬を作って、あたしで実験して見事に玉砕し、紀美代はそれを見てきつい視線をあたしに向けて来る。


妙な三角関係が形成されつつ有った。
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