旦那様は高校教師
「そんなに旨い?」
「うん♪幸せ~」
心ちゃんは周りを気にしながら、私のフォークを取り一口食べる。
「おっ!?ホントに旨いな!良し、買って帰るか!」
「うん♪有り難う」
店員さんにショコラケーキを4個、箱に詰めてもらった。
「一通り見て回ったし、もう一度売店に行ってみるか!」
「はい♪」
ケーキも食べ終わったのでシフトを貰う為、売店へ顔を出す。
最初に声を掛けてくれたお姉さんがレジに居たけど、午前中よりもお客様が多く、ごった返して近付けない。
「仕方ない…また後で来よう」
私は心ちゃんに手を引かれ、再びカフェへ移動した。
し…心ちゃん!?
誰かに見られたらどうするの!?
焦る私を余所に、心ちゃんは素知らぬ顔で椅子に座る。
もしかして、今のは無意識!?
そんな事を考えながら、私も椅子に座った。