旦那様は高校教師
「飲み物でも頼むか?」
「そうだね…黙って座ってるのも悪いしね…」
と言う事でコーヒーとココアを注文。
程なくして注文の品が運ばれてきた。
優雅にコーヒーを飲む心ちゃんに、私はつい見惚れてしまう。
・・・・・ん?
私の目が、ある一点に集中する。
「心ちゃん?今気付いたんだけど…私達、指輪したままだよ!?」
私は周りに気付かれないよう、小さな声で話し掛けた。
「あ゛…本当だ!?」
心ちゃんは自分の左手を見て目をパチクリする。
指輪している事、心ちゃんも忘れてたんだ…。
どうしよう…私達は秘密の関係なのに。
誰かに知られたら……そう思った途端、不安が心を支配する。