旦那様は高校教師


帰りのホームルームが終わると、私と祐奈は茶室へ向かった。



う゛っ…何だか怖い。



私達は目の前のドアを開ける事が出来ず、其処で躊躇していた。



時は刻一刻と過ぎゆくばかり。



私は勇気を出して、恐る恐るドアを開けた。



「よぉ!!いらっしゃい」



目の前には和服を着た心ちゃんが座っていて、笑顔で私達を迎えてくれる。



うわぁ~格好良い♪



初めて見る其の姿に、私のドキドキは治まらない。



さ…茶道部に入るとこんな特典がついてくるの?



家でも和服を着てもらいたい♪



「ほたる!?何見惚れてんの?私達は見学に来たんだよ?」



祐奈の厳しい一声で、私は我に返る。



そうだ!!今日は茶道部の見学に来たんだ!



忘れてた…。





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