旦那様は高校教師


「ん?もしかして…物足りなかった?」



心ちゃんの顔が近付く。



「い…いえ…そんな事は…」



「普通に脱いでって言っても、脱いでくれないだろう?」



心ちゃんは悪戯っ子みたいな顔をする。



確かに『脱いで』と言われても、素直には脱げないけど…。



私の火照った体はどうしたら良いの!?



「続きは帰ってからしようなぁ~」



私の心を見透かした心ちゃんは、耳元でそう囁いた。



もう!!益々熱くなるじゃない!



私は軽く、自分の顔を手で扇いだ。



心ちゃんとエッチするようになってから、今までと少しキャラが変わったような気がするのは…私だけ?



以前は学校で2人だけになっても、手に触れる位で、抱き締めたりキスをするような事はなかった。



けど今は、2人になるとキスしたり抱き締めたりする。



凄く愛されている実感はあるけど、バレたりしないかハラハラしちゃう。



違う意味でドキドキが耐えないよぉ。





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