旦那様は高校教師


「ほたる、着替え手伝おっかぁ?」



心ちゃんは肌襦袢を手に取る。



「だ…大丈夫!」



私は急いで裾よけを履き、肌襦袢に手を通した。



「あっ…ブラは外してね」



心ちゃんが耳元でそう呟く。



えーーーっ!?



「じょ…冗談だよね!?」



私は大きくなりそうな声を押さえ込む。



「冗談なんかじゃないよ?着物を着る時はしないの」



イヤらしい顔でも、意地悪な顔でもない心ちゃんの表情。



嘘を付いてる様には思えないけど…。



「本当?」



「本当だよ?俺の事…信じてないの?」



心ちゃんは少し拗ねる。





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