旦那様は高校教師
「戸川さん·村瀬さん。お元気でしたか?」
「うん♪元気だよ♪私達お昼出勤だから、南条さんと心矢さんに会いたくなって来ちゃった♪」
村瀬さんは小さく舌を出す。
こんなお茶目な一面があったなんて、驚いちゃった。
「私も会いたかったです♪直ぐ先生を呼んで来るので待ってて下さい」
小走りで心ちゃんの所へ向かうと、お客様と何かを話していた。
終わるまで待った方が良いかな?
そう思いながらも、私は心ちゃんに声を掛けた。
「失礼します。先生、お客様がお見えです」
「お客様?」
心ちゃんは不思議そうな顔をする。
「村瀬さんと戸川さんです」
耳打ちするように、私は小さな声で伝えた。
「分かった!直ぐ行く」
心ちゃんはお客様に丁寧に断りを言い、村瀬さん達のテーブルへ向かった。