旦那様は高校教師


私はお茶とお団子の用意をして、村瀬さん達のテーブルへ運ぶ。



「お待たせしました」



村瀬さんと戸川さんの前にお団子を置き、心ちゃんにも同じ物を出した。



「おぉ!有り難う」



心ちゃんは、私が出したお茶に口を付ける。



村瀬さんとは時々会うけど、戸川さんに会うのは夏休み以来。



色々とお喋りしたいなぁ~。



2人と話すと凄く楽しいの♪



きっと今の私の悩みだって、一時の間忘れさせてくれる。



でもお客様は他にも居るし、心ちゃん交えて話をすると言う事に、人目を感じてしまう。



「南条、ちょっと良い?」



テーブルの横で右往左往している私を、心ちゃんが呼ぶ。



「他のお客様は俺が接客するから、代わってくれる?」



心ちゃんは私が手にしていたお盆を取り上げると、其のまま他のお客様の所へ行ってしまった。





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