旦那様は高校教師


「ご…ごめん…」



永田君は腕の力を緩めると、真っ赤な顔を下へ向ける。



どうして!?



何でこんな事したの?



「キスは…本当に好きな人としなきゃダメだよ!!」



驚きと混乱が入り交じり、私は初めて声を荒らげた。



「ごめん…。でも俺は、ほたるちゃんしか想ってないよ?」



永田君は真剣な顔で答える。



へっ……?



そう言えば、さっきもそんな事を言ってた気がする…。



嘘!?私…ずっと勘違いしてたんだ!?



自分が此処まで鈍感だったとは知らなかったよ…。



んっ?チョット待って!?



鈍感さに落ち込んでる場合じゃない。



もっと真剣に考えなきゃいけない、重大な事があるでしょ!?





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