旦那様は高校教師


「こんなトコに居たら、マジで風邪引く!」



永田君は私の手を引き、歩き出す。



ちょっと待ってよ永田君!!



此の手を離して!



私なんかに構わなくて良いから…。



中々進まない私の足を、永田君の強い力が前へと導く。



ううん、ホントはそうじゃないよね。



今、私の心が永田君の優しさに甘えているの。



砕けそうな心が…。



私の弱い部分が…。



此の手にすがり付こうとしている。



だから足が勝手に付いていくの…。





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