旦那様は高校教師


永田が起きたのか…。



調度良かった、起こさなくて済む。



「おはよう!起きてたのか」



俺は中へ入り、まだ寝惚け顔の永田の前にしゃがんだ。



「おはようございま…すぅ!?せ…先生!?どうして先生が此処に!?」



永田は目を丸くして驚き、飛び起きる。



「取り敢えず此れ飲んで落ち着け!暖まるぞ?」



俺は買ったばかりの缶コーヒーを永田に渡し、ほたるの隣に座り直した。



「はい此れ、ほたるの好きな紅茶」



「有り難う」



紅茶を受け取ったほたるの顔から笑みが零れる。



やっと心から笑える様になったな!!



良かった…と言いたいけど、まだやらなければいけない事が残っている。



此れから確実に、永田を傷付けてしまう。



大丈夫か?ほたる。



覚悟は出来てるか?



不安を抱えたまま、俺は永田と向き合った。





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