旦那様は高校教師


えっ!?何!?



ど…どうして手を握るの!?



私は訳が分からず、握られた手さえどうすれば良いか分からない。



あたふたしていると栗山君の手は離れ、バイクが再び風を切る。



でも其の体感はさっきまでとはうって代わり、明らかにスピードが増していると分かる。



私は怖くて、必死で栗山君に捕まった。



暫くすると、バイクはアパートへと辿り着く。



えっ!?わざわざ送ってくれたの!?



「有り難う」



「良いって!きちんと家まで送るまでが俺の務めだからさ!!」



栗山君は誇らしげに胸を張る。



私は何て良い人達に巡り会ったんだろう。



買い物に付き合ってくれたうえ、アパートにまで送り届けてくれるなんて…。



嬉しすぎるよ。





< 676 / 743 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop