旦那様は高校教師
えっ!?何!?
ど…どうして手を握るの!?
私は訳が分からず、握られた手さえどうすれば良いか分からない。
あたふたしていると栗山君の手は離れ、バイクが再び風を切る。
でも其の体感はさっきまでとはうって代わり、明らかにスピードが増していると分かる。
私は怖くて、必死で栗山君に捕まった。
暫くすると、バイクはアパートへと辿り着く。
えっ!?わざわざ送ってくれたの!?
「有り難う」
「良いって!きちんと家まで送るまでが俺の務めだからさ!!」
栗山君は誇らしげに胸を張る。
私は何て良い人達に巡り会ったんだろう。
買い物に付き合ってくれたうえ、アパートにまで送り届けてくれるなんて…。
嬉しすぎるよ。