旦那様は高校教師


「ほたるも今、帰って来たのか?」



車を降りた心ちゃんは、栗山君·永田君·詩織を見渡す。



「うん。栗山君が送ってくれたの」



「そっか。有り難う、栗山」



心ちゃんは栗山君に視線を向けた後、私の頭を優しく撫でる。



「上がってお茶でもって言いたいけど、遅くなると家族が心配するから、休みの日に皆で遊びにおいで」



「「はい!」」



心ちゃんの言葉に詩織と栗山君の目が輝く。



「其れじゃぁ、俺達は帰ります」



一礼した栗山君は後ろに詩織を乗せ、永田君とアパートを去って行った。



私達は3人の姿が見えなくなるまで見送り、中へと入る。



「買い物は楽しかった?」



「うん、楽しかった♪あっ!!今から急いでご飯作るから待ってて」



私はエプロンを着け、キッチンに立つ。



「今日は良いよ。出前頼んでるから」



心ちゃんは突然、後ろから私を抱き締める。





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