旦那様は高校教師
2月14日。
毎朝ほぼ同時に目が覚めるのに、今朝はほたるの姿が隣に無い。
其の代わり、カチャカチャとキッチンの方で物音がしていた。
もう起きてるのか?
俺は畳んだ布団を端に置き、昨夜壁際に立て掛けた炬燵台を元の位置へと戻した。
「おはよう…Chu!」
キッチンへ行き、俺達はおはようのキスを交わす。
「おはようございます。ごめん起こしちゃった?」
「ううん。俺も手伝うよ」
テーブルを見ると目玉焼きとサラダが既に完成していた。
俺はそれらを炬燵の部屋へ運び入れ、加賀と西野を起こしに行く。
流石に中へは入れないので、軽くノックをしてドア越しに声を掛けた。
「加賀·西野そろそろ起きろー。遅刻するぞぉ」
「は…い…」
夢うつつの様な声が微かに届く。