旦那様は高校教師
なぁ西野…ウチの高校、化粧は禁止って校則があるの知ってる?
しかも俺、お前の担任。
本来なら厳しく指導しなければいけない立場だ。
でも、化粧をしたい女心も分からない訳じゃないし、そもそも今の俺は教師ではなくほたるの夫。
其れに学校に秘密にしてる事だって有るわけだし、偉そうな事は言えない。
今日の事は見なかった事にしよう。
「西野…他の先生にバレない様に薄化粧にしておくんだぞ?」
「は~い」
西野は鏡から視線をそらし、再び戻す。
「詩織~ご飯どうする?」
「あ゙髪型が決まらない!!先に食べてて」
加賀は悲鳴にも似た声を出す。
俺的には4人揃って食べたいんだけど、仕方ない。
先に食べさせて貰うか…。