君との期待値
タイプなんかじゃ全然ない。
飛び抜けて優しいわけじゃない。
ムカつくし、
ふざけすぎだし、
偉そうだし……。
嫌いなとこなんて挙げたらきりがない。
でも、何故か好きになってしまったのだ。
あの笑顔が頭にひっついて離れないのだ。
それだけが好きな理由。
涙が流れたことだけが、気づいた理由。
単純な感情。
単純な気持ち。
気持ちじゃ絶対勝てるなんて思えるほど強くない。
けど、彼に好きな人がいたら嫌だし負けたくないよ。
好きな人の幸せだけを願えるほど私は出来た人間じゃない。
どうしても、自分だって幸せになりたいと願ってしまう。