今日の・・・
自分でもかなりまどろっこしい気がした。片付けるものは片付け付ける、最近ちょっといい気になっていたのかもしれない。まだまだ知らないことも多いのに。親子とか、家族とか、そういう愛情の絡んだ件に関わることが多かったような気がするし、こう言うストレートな恨みや憎しみみたいな霊には久々で・・・。今日、会えって言ったのは私なのに、なんの収穫もないなんて。
「とにかく、誰なのかが知りたい・・・」
心の中で言ったつもりが声に出していたらしい。夕実は、
「私は元にもどればそれでいいよ・・・。ねぇ、あっちゃん、最初に私の部屋でやってくれたみたいにはできない?」
と言った。大学に入ってすぐ、夕実の部屋にいた自殺した女の霊を退治したことを言っているのだった。
「ごめんね、あれは無理。あれは地縛霊だったし・・・。こんなふうに出たり消えたり、なんなのかもよくわからない状態では効き目なし。風邪引いてるのに目薬差す、みたいにね」
「そう・・・」
夕実は大きくため息をついて続けた。
「今日、泊めてくれる?」
「もちろん」
「とにかく、誰なのかが知りたい・・・」
心の中で言ったつもりが声に出していたらしい。夕実は、
「私は元にもどればそれでいいよ・・・。ねぇ、あっちゃん、最初に私の部屋でやってくれたみたいにはできない?」
と言った。大学に入ってすぐ、夕実の部屋にいた自殺した女の霊を退治したことを言っているのだった。
「ごめんね、あれは無理。あれは地縛霊だったし・・・。こんなふうに出たり消えたり、なんなのかもよくわからない状態では効き目なし。風邪引いてるのに目薬差す、みたいにね」
「そう・・・」
夕実は大きくため息をついて続けた。
「今日、泊めてくれる?」
「もちろん」