平々凡々なストーカーです。
「いいよ!私がやっちゃったんだから」

「でも1人でやるよりはいいんじゃないかな」

「・・・・・・・じゃあ、ヨロシクね」

少し首を傾けて彼女は静かに微笑んだ。






こうして初めて喋った俺の鼓動はいやにバクバクしていた。




「地元君本当にありがとう!助かったよ!」

ようやく全部拾って空崎さんがかご持つ。

「いいよ。それより空崎さん気おつけてね」

少し笑いながら言うと彼女は驚いたような顔をする。

まずい、何か言ってしまったか?

「地元君・・・私の事知ってるんだ」

「え」

そんなこと?

そりぁあいつでも君の事見ているから。

「だって私、あんまり目立たないから」

「そんなのっ、そ、そんなことない」

俺だけは

俺だけは君の事をずっと見ているんだ。

教室の中で一番輝いているのはキミなんだ。

「あっ、でも2年間もクラス一緒だから覚えててくれたかな」

「・・・・・・・・そうだね」

俺は、どうして今引いてしまったのだろう。





多分恐れ。
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