平々凡々なストーカーです。
彼女に対する恐れ。

今、俺の気持ちを言ったらどうなるのか。

俺の頭の中では結果は常に最悪のこと。


この綺麗な微笑を崩したら。


俺はきっと・・・・・・・・・


「じゃあね!」

空崎さんは俺に手を振って去っていく。

その小さな背中に俺も手を振り替えした。

「っ・・・」

無性になきたいのに。

俺は・・・・



「おおおおおぉぉぉおおぅううああちぃぃいいもぉとおおお!!!」


どんと大きな衝撃。

背中には193センチの巨体。

「坂本さん・・」

「うわあああ!!小坂さんにプロポーズしたら笑顔で断られた!!」

じわっと俺の心に広がる雨雲。

そのとき俺の口は無理やりつりあがった。

「坂本さん気持ち悪いですよ」

「笑っていうなああ!!!」


今、雨が降った。
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