平々凡々なストーカーです。





「うー・・・宿題が終らない」

机の上で嘆く影口は最近では見慣れた光景だ。

「あ、良市くんおはー」

半泣きの顔はいつもの事だ。

「はやく終れよ」

「うん・・・はあああああ」

「夜島はどうした」

「なんかなー女の子が呼んでてどっか行った」

ほう。と俺が呟く。

夜島も常に不機嫌そうな顔か、人を見下したような顔だけど割合顔立ちは整っている。

男にしては長い髪を後ろに縛っているのは中々似合う。

クールといえばクールな性格だからモテル要素はあるな。

「おーす、地元」

噂・・・かな。

噂の夜島が来た。

相変わらず不機嫌そうだ。

「どうだった」

「告白ではなかった」

意外だ。

「なんか最近ストーカーが出るらしいぞ」




胸が、大きく鼓動した。




「それで俺と一緒に帰ってほしいって言われた」

「・・・ス、ストーカーを口実に一緒に帰り方いんだろ」

「はっ、しょーもね。ストーカーなんて返り討ちにしてやればいいんだ」

「・・・・・・それで返事は?」

夜島は不適に笑って


「堂々と断ったよ」
< 25 / 37 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop