平々凡々なストーカーです。
「うー・・・宿題が終らない」
机の上で嘆く影口は最近では見慣れた光景だ。
「あ、良市くんおはー」
半泣きの顔はいつもの事だ。
「はやく終れよ」
「うん・・・はあああああ」
「夜島はどうした」
「なんかなー女の子が呼んでてどっか行った」
ほう。と俺が呟く。
夜島も常に不機嫌そうな顔か、人を見下したような顔だけど割合顔立ちは整っている。
男にしては長い髪を後ろに縛っているのは中々似合う。
クールといえばクールな性格だからモテル要素はあるな。
「おーす、地元」
噂・・・かな。
噂の夜島が来た。
相変わらず不機嫌そうだ。
「どうだった」
「告白ではなかった」
意外だ。
「なんか最近ストーカーが出るらしいぞ」
胸が、大きく鼓動した。
「それで俺と一緒に帰ってほしいって言われた」
「・・・ス、ストーカーを口実に一緒に帰り方いんだろ」
「はっ、しょーもね。ストーカーなんて返り討ちにしてやればいいんだ」
「・・・・・・それで返事は?」
夜島は不適に笑って
「堂々と断ったよ」