平々凡々なストーカーです。
それからしばらくして6月に突入したある日。

影口の毎朝見る宿題を必死にやる姿をみた放課後の事だ。

影口が珍しく日留宮と2人っきりで帰ると言ったので少しだけひやかしをいれて俺も部活をして帰るため外へ出ようとすると


雨が降っていた。


ま、6月だしな。
このまま帰ってもいいんだけどあんまりずぶぬれで帰るのも・・・

しかもにわか雨らしく(今朝のニュースで雨の予報はなかった)俺は体育館前の玄関でおとなしく止むのを待つことにした。

買ったばかり・・・ではないけれど読み過ごしていた本があったからそれを立ち読み。


何分たったかわからないけれどひと段落して前を見てみると夜島がちょうど前を横切ろうとしていた。

「おー夜島!」

「地元。なんだお前傘ないのか」

「うん。ちょうどいいや入れ「え、いやだけど」なんで!」

「俺折りたたみだし、俺一人入るので精一杯なんだよ。お前が入ったら俺は濡れる」

「そうだな」

「そういうわけだ」

とか言ってさっさと帰って言った。

えーーーーーーーーー。

ていうか夜島冷た。

お前のその完全なる人を見下した目は忘れないよ。っチ。
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