平々凡々なストーカーです。
妹にさんざん問いただされたけど赤い傘のことは何にも応えなかった。

乙子(イツコ)はまだ小6だけどませてやがるからうっとおしかったけどな。

しかしそれは妹の彼氏との関係(小坂 我音くんと言うらしい。ワオトと言う名前は見逃せるとして小坂・・・嫌な予感だ。)を聞くので回避した。


そうして翌々日。

うん、昨日は正直返せなかった。

恥ずかしくてな。

そして今日。再度雨が降ったのだ。

おとといの夕立なんて甘いもんじゃない。

バケツをひっくり返したような雨の振り方だ

しかしこれで空崎さんに傘を返せるきっかけがあるかもしれない。

なんとしても早く返さなければいけないんだ。






「・・・・・・・」

今日は理由があり全部活が休みなので生徒は下校する。

この雨は突然降ってきたので傘もない奴もいたがそいつらは走ったり、人にいれてもらったり。

・・・・・・・・・・結局返せなかった。

今日もあのふわふわした笑顔にやられた。

とてもじゃないが話し掛けれない。

今日は諦めてさっさと帰ることにした。

夜島は影口の勉強を見てやるために図書室に。

玄関に向かう途中、友達の生涯(ショウガイ)に会いアイツの調べ物につき合わされそうになったが帰ることにした。

とてもそんな気分ではないからな。



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