%完璧なケータイ小説%

「おかみさん、

そろそろ坊ちゃんを

拝ませてくださいよ」


厨房の職人たちが、

仕事のあい間をみて、

私に声をかけてくる。


「はいはい、

わかってますよ。

もう少し丈夫になったらね。

それより、新しいメニューのほうは

どうなってるんだい?」


従業員たちには、

何度せがまれたか分からないが、

私は話を逸らして、

孫の話をかわす。



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