好きだから、別れよう。
「……さすがにここじゃ、できないけどなぁ…」
先に沈黙を破ったのは、マサキさんだった。
マサキさんは辺りをぐるっと見渡して、あまりの人の多さに溜め息混じりに呟いた。
「でも、『したい』って思ったのはホント!アヤがあんまりにもかわいいから、発情しちゃった!!」
マサキさんは立ち上がって、私の手を引きながら走り出した。
は……
発情って!!!
「やぁぁぁぁ〜!マサキさんのバカ!!えっち!!!」
「しょーがねーじゃんっ!男ってのは、そーゆーもんなの!」
私達は人波を掻き分けるように走って、
シンデレラ城の前に辿り着いた。
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