好きだから、別れよう。
……え?
マサキさん、も?
マサキさんは私の肩を包み込む力を緩めて、照れたような顔になった。
「アヤ、ヤキモチ妬いてくれたんだ?」
「ぇ…ゃ…ヤキモチ?」
「うん。俺のこと好きだって証拠。すげー嬉しい!」
『ヤキモチ』って聞くけど、実際はどういう感情か、今までよくわからなかった。
…こういうのを言うんだね。
どうしようもないくらい胸が痛くて、苦しくて……
『私、こんなに好きなんだ』って実感する。
こんなに、マサキさんが
好き。
.:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:.