好きだから、別れよう。
「あっ!早くしないとパレードの時間になるぞ!先にお土産買っちゃおうぜ」
マサキさんが右腕の腕時計を覗き込み、その手で私の左手を握った。
「ね、マサキさんもヤキモチ妬くの?」
振り返ってマサキさんが答える。
「妬くよ!当たり前。学校とか、男いっぱいいるだろうし…いつもヒヤヒヤしてんだぞ!」
そうだったんだ。
知らなかった。
マサキさんは大人だから、学校の男子にそんな風に思うとは思ってなかった。
マサキさんも、ヤキモチ妬くんだ。
不安になるんだ。
なんか、安心したよ。
マサキさんも私のこと、好きだって証拠。
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