好きだから、別れよう。
それは、ミッキーの左手とミニーの右手で、
ひとつのハートの形を現しているもの。
シンプルなんだけど、ふたりでひとつっていうところに、すごく惹かれた。
これ…
マサキさんとペアでつけたいなぁ。
そう思いながらマサキさんをちらっと見ると、マサキさんはちょうどポケットからケータイを出して、
「ヤバイ!パレードまで時間ないぞ!急げ〜!」
と、私の背中を軽く叩いた。
マサキさんの手の中には、なにもストラップのついていない銀色のケータイ。
…多分、ストラップをつけない主義なんだろうなぁ…。
私は心の中で小さなため息をつき、
リカコへのお土産の鈴付きのストラップのみを持って、レジ行列の最後尾に並んだ。
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