恋するシンデレラ








私達は、練習して練習して・・・。


がむしゃらにやり続けた。


まるで、何かを忘れるためのように。





そして、やっとここまできたんだ。







文化祭前日。


皆、気持ちは一つだった。







「皆、今までよく頑張りました。

明日はいよいよ本番です。

悔いのないよう、精一杯楽しんで下さい。」



「「はい!」」


「明日はクラスの出し物が一旦中止になる、14時からです。

プレッシャーを与えるつもりはないけど、お客さんも学校の皆もこの劇を見に来るわ。



気合い入れていきましょう!」




「「はい!」」




揃う声。

生き生きとした皆の顔。







この最高な時を、私は一生忘れない。


優斗、貴方も。




叶わない恋だったけど、貴方を好きになってよかった。






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