切なさに似て…
ねぇ…。

何で、わかったの?


自分の部屋にはいたくない。

もう、2度と帰りたくない。

このまま連れ去って欲しい。


ねぇ…、何でわかるの?


『んなの、言わなくてもわかるから。伊達にお前と友達やってないつーの』

じゃあ…。

何で、わかってくれないの?



『サタケ ノブヒロって言います。わからないことあったらすぐ聞いてね』

…ノブヒロ。


名前を告げられた時、私の胸はドキンッと騒ぎ出した。

信浩と同じ名前。


好きな人。でも、友達。

好きな人。でも、彼女になれたとしても、永遠がないのにわざわざなりたくはない。


『…そんなに好きだったのか?』

じゃあ、…何だったの?

同じ名前の人を好きになった。

愛してるって言ってくれた。


疑わなかった…。
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