切なさに似て…
「もう…、いい」
そう呟いて、寝返りを打ち完全に信浩に対して背中を見せた。
好きだって言われて、嬉しかった。
いつまでも一緒にいるのが当たり前だと思っていた。
いなくなって淋しかったし、物足りなかった。
離れなくなかった。
好きって言いたかった。
だから、会いに来たんだよ。
「…嘘だって。泣くな、泣くな」
「泣いてないっ」
背に受けた信浩の声に、私は思い切り首を横に振る。
「…多分この先も、こんなことあるだろ俺らの場合。…言い合ったり喧嘩したり…、離れてみたり。それでも柚果は俺といたいか?」
そう言うと、ゆっくりと掛け布団が巻き上げられた。恐らく信浩は起き上がったのだろう。そして、それが聞きたいんだ。そう付けたした。
「…じゃなきゃ、何年も一緒にいない。ましてや友達もできないよ」
めくられた布団を頭まで被り、隠れてくぐもり声を出す。
可愛くない態度を取っても、信浩は口では散々罵るのに、謝らせてはくれない。
なのに。
「柚果、ごめん。ちょっと言い過ぎた」
「何、謝ってんの…?」
謝られたら、それ以上何も言えなくなる。
「俺に、遠慮とか気遣いとかはいらない。ありがとうもごめんもいらない。そのままでいい。可愛げなくて、意地っ張りの柚果でいい。…隠れんなつーの」
と、信浩は私から布団を引きはがし、横を向く私の両肩掴みマットへと押し当てる。
そう呟いて、寝返りを打ち完全に信浩に対して背中を見せた。
好きだって言われて、嬉しかった。
いつまでも一緒にいるのが当たり前だと思っていた。
いなくなって淋しかったし、物足りなかった。
離れなくなかった。
好きって言いたかった。
だから、会いに来たんだよ。
「…嘘だって。泣くな、泣くな」
「泣いてないっ」
背に受けた信浩の声に、私は思い切り首を横に振る。
「…多分この先も、こんなことあるだろ俺らの場合。…言い合ったり喧嘩したり…、離れてみたり。それでも柚果は俺といたいか?」
そう言うと、ゆっくりと掛け布団が巻き上げられた。恐らく信浩は起き上がったのだろう。そして、それが聞きたいんだ。そう付けたした。
「…じゃなきゃ、何年も一緒にいない。ましてや友達もできないよ」
めくられた布団を頭まで被り、隠れてくぐもり声を出す。
可愛くない態度を取っても、信浩は口では散々罵るのに、謝らせてはくれない。
なのに。
「柚果、ごめん。ちょっと言い過ぎた」
「何、謝ってんの…?」
謝られたら、それ以上何も言えなくなる。
「俺に、遠慮とか気遣いとかはいらない。ありがとうもごめんもいらない。そのままでいい。可愛げなくて、意地っ張りの柚果でいい。…隠れんなつーの」
と、信浩は私から布団を引きはがし、横を向く私の両肩掴みマットへと押し当てる。