勝利の女神になりたいのッ!~第1部~


「ちょっと待っていろ。」


困惑する私の頭をクシャリとひと撫でして左近さんはまた外に飛び出していった。



いったいどうなってるの?



まるで幼子のような自分の姿。



全身を映す鏡で確かめたわけではないが小さな手、足もとても小さい。



そして胸もぺったんこ。



元々胸は大きいほうではなかったけど膨らみはあった...はず...。




着ていた制服のスカートは立ち上がるとストンと落ちてしまった。


ブラウスもブカブカでまるでワンピース。



自分のおかれた状況が解らない上に自分自身が小さくなっちゃうなんて...。





どういうこと?


どうなってるの?



私にいったい何が起こっているというの?





ねぇ、紫衣ちゃん。


私をここに導いたのはあなたよね?


お願いだから説明を...。




心の中で一生懸命念じても返事なんて返ってくるわけもなく私はまた布団の中に潜り込んで大きく溜息をついた。








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