心の声
次の日の朝。


私は、目覚ましが鳴る前に目覚めた。


寝起きは、良い方だと思ってたけど、今日は別。


なんか、いまいちな感じで、気だるさが体を包む。


大きな欠伸をして、目を細い指で擦り、ベッドから気だるい体を起こし、カーテンに手を伸ばした。


カーテンをゆっくり開くと、昨日の雨が嘘のように、眩い光が私の目を刺激する。


片目を瞑り、私は空に目を向けた。


窓から見えた空は、なぜか、私には機嫌が良いように、笑っているように映った。


いつもは、全く感じない感情?が一瞬、胸の中に芽生えた。
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