男×男!?
「んじゃ吐いてもらおうか…」
ニッコリ笑う河本。
「つーかさぁ…。何で来たのかだけ言やぁいいのに何でそんなに頑固なのかなぁ」
呆れながら言うのは篠原。
「“何で来た”…。それだけだ。別にアンタの個人情報訊いてるわけじゃねぇんだしさぁ…」
「つーか早く吐いてくんね?ドSモードの河本さん恐ぇんだよ;;」
って苦笑いをする篠原。
そんなに恐ぇのかな…;;
そんな事をのん気に考えていた。
すると髪ってか頭から激痛がした。
河本があたしの髪の毛を掴んで壁にぶつけたからだ。
「っ…」
そんなに強い衝撃はしなかったのに、髪の毛を引っ張られているから頭皮が痛いし、こんなのは意外にかなり痛いんだ。
あたしはその痛みに、じわじわと涙が浮き上がってきた。
「あぁ~あ、痛そ…;;」
痛いんだってばぁ…っ!!
また、顔を後ろに押されて後頭部を強打。
頭が前後に揺れて頭がクラクラしる―…。
その後には顔や腹を殴られた。
そのたびに少し吐き気がした。
しばらくして、篠原かな…?
なんだか同情したような声が聞えた。