花火
『一人取り残されるのはたっくんなんだよ。私は喜びも悲しみも絶望も、全てを失える。でもたっくんは、その全てを抱えて、背負って、後何十年も生きていくことになるんだよ。私はそんな物を背負って欲しくない。もう他に大切な人がいるんでしょ?その人を大切にしてあげて』
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