硝子

『おばあちゃんにさよなら言いなさい。』

『おばあちゃん…ばいばい…』

ポンポン
おばあちゃんが
頭を撫でてくれた。

『明花は幸せになれるからね。』

『…うん。』

泣きたかった。
苦しかった。

小さい私にとって
パパとおばあちゃんとの
さよならはとても辛かったのだった。

『お母さまありがとうございました。』

『絶対に幸せにしてあげて。』

ままは頷いてから
私を車に乗せた。


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