幼なじみは先生


「…いっくんは?」


『俺は、分かんねぇな…』

悲しそうに笑う彼はまるで捨てられたら猫のようだった

「そっか。」


会話が続かない…


「あの時は…助けてくれて、本当に…ありがとう。その、か‥裸は、見てないよね?」

ずっと気になってたことを告げる

だってあの時は上半身がは、裸だった気が‥!!
顔を熱くしながら両手で顔を隠した

両手の指との隙間から上目でこっそりと彼をみてみる

トクン‥

『嫌、別に見てねぇよ』
いっくんの顔が赤い

「完全に見たよね‥!?」

いっくんは片手で顔を隠した

『それは仕方なくて‥だー!もう…ごめん』

そう言うとしゃがみ込んだ

こっちまで顔が熱くなる
は、恥ずかしい…!!

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