幼なじみは先生


『…あのさ、真白‥やっぱ俺‥真白んこと』


ガラッ


そこでいっくんの言葉が途切れた

「よーし!今日で練習最後にするぞー!‥ん?あれ、真白と…先生ッ!?」

佳木さんはそう言うと先生を指差した


「やっしゃ!先生ナイス!!やっときましたね!よーし今日の練習頑張ろ〜!!」


ガッツポーズをしてニッコリと笑みを浮かべる佳木さんの後ろから人がちょっとずつ入ってきた


何分かしてみんな集まり練習が始まる


今日が最後の練習か‥。
いっくん、さっき何て言おうとしたんだろう…

あの言葉の続きが気になる


そして最後のシーンの練習

『卒業までお前のこと手ぇださないって決めてたけどやっと触れる…好きだ』

最後のシーンの愛の囁き
耳元で言われてくすぐったい

てか、言葉だけでいいのに…!!恥ずかしい!

必死に堪えて言葉を口にする

「あたしも…先生、好き」

「ヘイ!GATT!」


そこで佳木さんがハリセンで床を叩いた
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