幼なじみは先生


『おぉ』

「っ‥じゃあ」


サッと教室の中に入ってドアを勢いよく閉めた


速まる心臓を必死におさえる

「はぁ…」

そんな時、ドアが開いた
ガラッ

ドアから入ってくる人物に瞳を向ける

「あ‥すみれ」

「早いですね、真白さん!おはようございます」
入ってきたのはすみれちゃんだった

やっとの思いで溢れる思いを押さえて笑みを浮かべた

「何かあったんですか?」
すみれはそう言って首を傾げた

「え?何でもないよ!」

ザワザワしてきた廊下

もう時間だしな‥‥

自分の席に座ろうとした時、横から微かな声がした気がした

「へぇ‥」

パッと横に振り返る

「何か聞こえなかった?」
「そうですか?気のせいですよ‥気のせい…」

すみれはそう言うと一瞬怪しく微笑んだ…気がした

けどまたいつものようにニッコリと笑って席に座る

気のせい…だよね?
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