幼なじみは先生


パタッ


「いいって、ごめんね…真白」


「もう謝らなくていいから!よぉし、じゃあ今日は、はっちゃけちゃおうか」


バシッと軽く杏の肩を叩くと家まで他愛ない話しをしながら歩いた


―――――――
―――…


「え…?」


ポッキーを摘みながら杏の顔を見つめる


今は午後10時20分


当然、お風呂も入ったわけで今はあたしの部屋でテレビをみながら杏と話し中


「創也先輩の彼女…由紀さんて言うんだけど‥たまたま図書館から帰ろうとした時、バッタリ会っちゃって‥で、さっきの状況になったわけ」


杏はそう言うと"ポッキー貰うね"と言って口にはさんだ


「そうだったんだ‥」


コクンと頷く杏


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