孤高の狼に捧ぐ恋唄


一通りの話が終わり、退室前に看護師がカーテンを閉めようと手を伸ばした。



私はそれを止めて、カーテンを開けたままにして貰った。



なんだかボンヤリして、月が良く見えない。



看護師は私のわがままをきいて、カーテンをそのままにして出て行った。



……月に会いに行こう。



私はベッドから降りて、昨夜マスターと行った月の病室へ向かった。


< 157 / 238 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop