隣の年下君*+(極短)
「..ま、頑張りなよ。」

俺の考えていることがなんとなく分かったらしい。

「は、い。」

「じゃぁね!!」

(..。あ・朱華探さねぇと。)
 
探してみるものの朱華の姿はどこにもなくて。

「帰ったのか?」

家に帰ってみることにした。



ピンポ~ン♪
ガチャっ!

「あ。仁。」

朱華は先に帰っていたらしい。

「なんで今日、先に帰ってたの?」

朱華の前だけはいつもこんな調子で可愛い子ぶる。
(余計、意識されにくくなるってわかってんのに。)

「あ、えっと、その..。」

朱華は目を合わせて話そうとはせず、質問にもちゃんと
答えてくれない。

「お邪魔します。」

なかなか話そうとしてくれない朱華を無視し、
勝手に家に上がる。

「あ・仁!」

「あら、仁君だったの?こんにちは。」

朱華のお母さんが挨拶をしてきた。

「こんにちは。お邪魔させていただきます。」

「ふふ。どうぞ♪」

「ちょっ!お母さん!?」

朱華の手首を掴み朱華の部屋に行く。
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