ケンカ上等☆不良校上々↑↑



「太陽が来るまでに、美味しいもの食べとかなきゃ〜♪」




待ち合わせ場所は、駅の近くのファミレス。


いつも通りに振る舞う芽咲に、少し違和感を感じながら、あたしも何を食べようか考える。




「私、デザート食べた〜い」

「甘いのとか好きなの?」



前を楽しそうに歩く芽咲に問いかけると、


「恋愛は甘いほうが好きぃー」


なんて予想外の答えを返されて焦った。





隣には、頭のうしろで腕を組みながら歩く歩夢。



「それにしても、門前で話してるとか……。

大事な話なら最初から別の場所ですればいいじゃないっスかぁー」



あはは、それもそーだよね。


ため息混じりに言われたから、ついあたしも苦笑い。




「あたし、歩夢が芽咲と同じ高校ってこと、すっかり忘れてたよ」

「マジっスか〜‥」



口を尖らせて、拗ねたように言う。


大半の人は、こんな表情にキュンてするのかな?





「まぁ、私は目立ってても歩夢は“地味”だしぃー」

「ちょっと、芽咲言い方ヒドいってば」






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